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メタボリックシンドローム

「メタボリックシンドローム」今年の流行語大賞に
ノミネート間違いなしのこの言葉!
時代に敏感!!なんて呑気に構えてたら大変な事に!
そこで自戒をこめて調べてみました。


シンドロームとは症候群という意味になります
症候群という言葉は、そもそも医学用語で病気の症状がいくつかまとまっている状態を指す言葉のようです。
例えば、風邪だと「風邪症候群」といって、鼻水やくしゃみ、喉痛、悪寒、発熱などの特有の症状が現れます。
そこから転じてある社会現象をさす言葉になったようですが、
「庇を貸して母屋を盗られる」ではありませんが、そちらで理解されてる方の方が多いようです。(かく云う私もそうでした)


前の部分の


メタボリックとは代謝のことです
代謝とは、古いものが新しいものに置き換えられ、必要に応じ蓄積される一連の事を指します。
糖の代謝が滞るのが、糖尿病で
脂肪の代謝が滞るのが、高脂血症になります。


従って、


メタボリックシンドロームとは
糖質と脂質の代謝が滞ることによる種々の症状の事を指します


何故今、メタボリックシンドロームなのか?


メタボリックシンドロームは、皮肉にも人類存続の知恵がもたらしたもの
人類が地球に誕生し、つい最近まで飢餓の中を人類は生き延びてきた訳です。
その生命の危機回避の一つが、エネルギー節約・備蓄のシステムなのです。
そして、人類のDNAに刻まれ、幾度もの生命危機を乗り越えるシステムが、
飽食の時代を生きる現代人を、生命危機に陥れているのです。


糖を貯え、脂質を貯え、消費することなく過剰に蓄えた結果、


肥満と高血圧、高血糖、高脂血症
メタボリックシンドロームは消費することなく、次から次に備蓄される食生活スタイルが肥満を招き、
肥満が高血圧、高血糖、高脂血症を呼び込むのです。

肥満と高血圧
肥満はそうでない人に比べ、遙かに高血圧の確立が高くなります。
例えば、太った人は体の容積が大きい訳ですから、全身に血液を送りこむためには
血液量も多くなり、それだけ圧力も高くなります。
又、血圧は血管が固くなるほど、高くなります。
カテコラミンが働くと血管の壁は固くなりますが、そのカテコラミンは肥満者ほどその働きが増すことが知られています。
肥満と高血糖
高血糖とは血液中に溶けているブドウ糖の量が多い事です。
通常、ブドウ糖の量が多いと、膵臓から出るインスリンという物質が血液中のブドウ糖を細胞に取り組み、エネルギーに分解するのですが、
肥満者ではインスリンの働きが悪くなり、血液中に糖分が高いまま残り、
血管の内側の細胞を攻撃したり、血液中の成分を変成させ、動脈硬化の原因を作ると
言われています。
肥満と高脂血症
高脂血症は、血液中の脂肪が多い状態の事です。
脂肪は水に溶けるタンパク質と結合し、リポ蛋白として血液を流れ、細胞に運ばれますが、脂肪過多になり肥満になると善玉のHDLコレステロール(血管などに溜まったコレステロールを肝臓に運び動脈硬化を改善する)が少なくなり、悪玉のLDLコレステロール(血管の壁にコレステロールを放置し、動脈硬化の原因を作る)が多くなります。

つまり、肥満と高血圧・高血糖・高脂血症は4点セットの状態なのです。

肥満の実態
肥満は脂肪組織の事で、脂肪細胞に中性脂肪という脂肪分を余ったエネルギーとして蓄えているのです。インスリンの働きで中性脂肪をため込んでいくのですが、
そのうちインスリンが出なくなってしまうのです。
糖尿病が進行すると痩せるのはその証です。


従って、メタボリックシンドロームでいう肥満は、内臓脂肪蓄積型肥満いわゆる太鼓腹「男性型肥満」の事を指すようです。

目安


メタボリックシンドロームの診断基準
  • ウエスト周囲径   男性>=85cm 女性>=90cm
    高グリセリド血漿>=150mg/dl かつ/または 低HDLコレステロール血漿<=40mg/dl
  • 収縮期血圧>=130mmHg かつ/または 拡張期血圧>=85mmHg
  • 空腹時高血糖>=110mg/dl

ウエスト周囲径に加え、HDLコレステロール値、血圧、血糖値のいずれか2項目が該当の時。




予防
以上から明らかなのは、カロリーを摂取したら貯め込まないで消費するという事になります。
子供があれだけ食べても太らない(最近はそうでもない子供が増えてるようですが)
のは、無駄によく動くからと言われています。

散歩1時間で約200Kcalのエネルギー消費ができると言われていますから、1ヶ月休まず、30日間続けても30×200Kcalで6,000Kcalとしかなりません。
となると先ずやらなければいけない事は、カロリー総量の摂取を抑え、特に脂質・糖質を控えた食生活の見直しが必須のようです。

その上で、短時間で激しい運動よりは、
長い時間をかけた有酸素運動で、じっくり脂肪を燃焼させる運動が良さそうです。
しかし、働き盛りの男性が毎日1時間散歩をするのは至難です。
そこで、
・一駅手前の駅まで歩いて出勤し、一駅手前で降りて帰宅する。
・エスカレーター、エレベーターには乗らない。
・風呂上がりに5分のストレッチを日課に。
等自分への決め事を作って、実行に移すのを手始めにするのがいいようです。^^